PEN's Wonder Note

音楽と工作と初音ミクが好きな理系な人のブログ。旧metal_penguinの不思議なノート。

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Intel Core i7-4770Kレビュー

◆最初に
 この度、4770Kレビューの機会を与えてくださったBTOショップV-SPECの方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。これからもどうぞよろしくお願い致します。

DSC_0605.jpg


◆まとめると…
・良い点
 初代Core iことi7-920からの乗り換えですが随分早くなりました。CPUの演算速度の向上に加えて、HaswellからはSATA3がネイティブで6つサポートされており、その影響か、足回りが随分軽くなった事が大きいように思います。動的に周波数を変える機能(ISST)を有効にしておくと、アイドル時には800MHzまでクロック速度が低下し、省電力性も向上しているのではないでしょうか。

・悪い点
 第3世代のIvybridgeから引き続きCPUダイとヒートスプレッダの間の熱輸送が悪名高きグリスで行われており発熱が凄いです。定格ではそれほど問題無いのですが、4.2GHzに設定してOCCTで負荷テストを行うと、冷却環境の悪さもあるとは言え、軽く85度を超えて行きました。オーバークロックするのであれば殻割りは必須だと思います。



◆乗り換えの理由
 趣味で行なっている音楽制作の際に、使用している音源の数が増えたり、エフェクターをたくさん使用すると、バッファーが不足しノイズが乗ってくるのが嫌で処理能力の高いPCの移行を画策しておりました。…というのは本音半分建前半分という所で、単純に新しい物が好きだというのが大きい理由です。



◆i7-4770Kの概要
 既に多くのレビュー記事が出回っていますので、細かい話はそちらを読んでいただければと思います。簡単に纏めると、IvybridgeからAVX2と呼ばれる新命令の追加と、アーキテクチャの改良による演算の高速化、省電力性を追求したモデルです。
 チップセットの変更で大きな点は、SATA3をネイティブで6ポートサポートする点があります。また、これは一部しか確認していませんが、87シリーズではK付きのモデル以外では全く動作倍率変更が出来なくなっているという話です。PCを弄り倒したい人は是非Z87+i7-4770Kもしくはi5-4670Kをお勧めします。(参考http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-6880.html



◆閑話休題
 凄く余談ですが、私は6月2日のHaswell発売時にはXeonE3-1245V3とASROCK H87 performanceを購入しました。その際に、ツクモのCPU交換保証に加入していたのですが、6月末にASROCKがH87でも動作倍率が変更できるBIOSを公開しまして、これは試すしかないと、Xeonを4770Kに交換しました。確かに、H87でオーバークロックを確認できました。ただ、ASROCKのお兄さんが楽勝で4.8GHzを駆動させている動画がありますが、私の環境では4.4GHzまでしか起動出来ませんでした。にしてもASROCK…恐ろしい子…



◆構成
 さて、今回のベンチを行った環境です。
M/B: ASUS Z87-pro
CPU: Intel Core i7-4770K
CPU Cooler: ENERMAX ETS-T40
Memory: UMAX Cetus DCDDR3-8GB-1600OC
VGA: ZOTAC NVIDIA GeForce GTX 660 2GB
System Drive: Inetl 330 Series SSDSC2CT180A3K5
PSU: Antec True Power NewTP-550
OS: Windows8 pro 64bit



◆ベンチ結果
 ベンチ結果の比較はXeon E3-1245v3(マザーはASROCK H87 performance、OSはWin7 64bit)、上記構成の4770K定格、4770K@4.2GHzで行いました。Core i7-920のデータが無いのはスミマセン。。。
 Xeon E3-1245v3の結果はi7-4770と同等だと思って見てもらえれば良いと思います。クロック周波数に比例して演算性能は素直に伸びていく印象ですね。

・Xeon E3-1245v3(定格3.4GHz、ターボ時3.8GHz)
Super Pi 1M: 9.775sec
Super Pi 8M: 109.994sec
wPrime 32M: 7.358sec
wPrime 1024M: 226.405sec
CINEBENCH R11.5 CPU: 7.87pts
CINEBENCH R11.5 OpenGL: 72.14fps

・Core i7-4770K(定格3.5GHz、ターボ時3.9GHz)
Super Pi 1M: 9.281sec
Super Pi 8M: 105.032sec
wPrime 32M: 7.076sec
wPrime 1024M: 221.387sec
CINEBENCH R11.5 CPU: 8.12pts
CINEBENCH R11.5 OpenGL: 73.76fps

・Core i7-4770K@4.2GHz(ISST有効)
Super Pi 1M: 8.547sec
Super Pi 8M: 97.694sec
wPrime 32M: 6.204sec
wPrime 1024M: 194.121sec
CINEBENCH R11.5 CPU: 9.21pts
CINEBENCH R11.5 OpenGL: 80.61fps



◆殻割りに挑戦
 音楽制作する際にPCから耳障りなノイズが聞こえて来るのはあまり気持ちが良いものではありませんので、私はCPUクーラーの回転数はMAXでも1300回転程度、なるべく1000回転程度で使用しています。ケースの冷却ファンは前後に2つGentle typhoonを使用しておりファンコンで1000回転以下に絞って使用しています。さらに、ケースが静音性が高いのもあって冷却性能はあまり良くないです。こうした理由で、殻割りに挑戦するモチベーションは高かった訳です。何故か私の手元には4770Kが2個あり、これも運命だろうと殻割りに挑戦しました。負荷テスト時ほど温度が上がる場面って、普通に使ってたら無いと思うんですが、なんとなく温度は抑えておきたいんですよねぇ。。

DSC_0660.jpg
殻割りの写真:三角の矢印がある方からはカッター入れたらダメ!

 CPUダイの横にあるチップコンデンサはとりあえずビニールテープで養生してからダイにLiquid Proを塗布しました。耐久性はどうなのかわかりませんが、ここ1週間は特に問題なく動いています。殻割り前と比べて結構温度が下がったので、久しぶりに手応えを感じる改造ができて満足でした。

2013-07-01-00h18-Temperature-Core #0
殻割り前の温度変化:負荷かけ始めて1分くらいで90度を突破

2013-07-10-01h19-Temperature-Core #2
殻割り後:殻割り後:MAX76度程度で安定



◆本来の目的:DAWアプリケーションおけるHaswellへの乗り換え効果
 i7-920と比べると、同じ設定で負荷をかけてもバッファが足りなくなる事が無くなりました。DAWで頻繁に用いられるのは行列演算命令なので、それがAVXという命令で強化されたのはSanday Bridge世代からです。ですのでi7-920を使っていた私は結構な技術革新を感じる事が出来ました。逆に言えば、Sanday Bridge以降のCPUを使っている人はあまり恩恵を感じられないかも。
 これはよく言われる事ですが、やっぱりISSTはオフにしておいた方が安定する気がします。せっかくのHaswellの省電力性ですが、デスクトップユーザーであまり気にしている人はいないんじゃないかと勝手に思っています。



◆オーバークロックについて
 凄く…難しいです…。何が難しいかというと、温度の問題以外に、設定できる項目が多すぎてどれを弄れば効果的なのかがわかりません泣。ASROCKのH87 Performanceに比べて、ASUSのZ87-Proで同じ周波数でオーバークロックしても、ASUSの方が温度高くなるんですが、その原因がまだわかっていません。当然どこかの電圧が高いんだと思うのですが、設定する箇所が少なかったi7-920の時と比べると、浦島太郎状態で混乱してしまいます。この辺は、どなたかが挑戦して少しずつ知恵が蓄積されたのを参考に調整していこうと思います。



 最後にもう一度、この度4770Kのレビューの機会を与えて頂きV-SPECの方々には心より御礼申し上げます。拙いレビューで恐縮ですが、一ユーザーの感想として参考にしていただければ幸いです。
  1. 2013/07/14(日) 02:07:00|
  2. 日常
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  4. | コメント:0

Xeon E3-1245 v3 レビュー

先週発売になったHaswellですが、発売日に買ってきました。
全世代のIvy Bridgeからそれほど性能向上は大きくないとの前評判でしたが、
初代Corei7-920を使っていた事もあり、Haswellへの移行を行いました。
その使用感と各種ベンチ結果をレビューしたいと思います。

・なぜi7ではなくXeonか?
名前がカッコいい+若干のお得感
昔はXeonと言えば、高級なイメージでしたがE3シリーズが追加されてからは
普及価格帯にまで値段が下がりました。

・i7 4770とE3 1245-v3の違い
http://ark.intel.com/compare/75462,75122
定格周波数は3.4GHzで同じですが、TB時の周波数が4770の方が0.1GHz高速です。
また、オンボードグラフィックスが4770がHD 4600なのに対し、
1245はP4600というOPEN GLに最適化されたグラフィックスになっているようです。
あとはECCメモリのサポートがあるかないか。

・構成
M/B: ASRock Fatal1ty H87 Performance
CPU: Intel Xeon E3-1245 v3
CPU Cooler: ENERMAX ETS-T40
Memory: UMAX Cetus DCDDR3-8GB-1600OC(Non ECC)
VGA: Zotac GeForce GTX660 2GB
BD: Drive PIONEER BD-RW BDR-207D
System drive: Inetl 330 Series SSDSC2CT180A3K5
PS: Antec True Power NewTP-550
OS: Windows7 Ultimate
WS000000.jpg


・使用感
まだ1週間ですが、いきなりのBSoD等はありません。
疑心暗鬼気味になるので、動作がもっさりしてる気がする事はあります。
CPUがかなり細かく周波数を変えているようなので、それが最適化されてないのかなと思っています。
この辺は今後のBIOSアップデートに期待したいですね。

また、メモリをDDR3-1600動作させるとOCCTですぐエラーを吐いて止まるという現象が見られました。
メモリとマザーもしくはCPUの問題と完全に切り分けできた訳ではないですが、
DDR3-1333動作させる事で無事に8時間回る事を確認しました。

・ベンチ結果
自分で取った比較対象のデータを持っていないのですが、
ここ↓を参考に比較を行いました。理由はVGAがGTX 660で同じだからです。
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-6790.html
自分が行ったのは、SuperPi、wPrime、PCMark 7、CINEBENCH R11.5です。
===================================
Super Pi 1M: 9.775sec
Super Pi 32M: 109.994sec
wPrime 32M: 7.358sec
wPrime 1024M: 226.405sec
CINEBENCH R11.5 CPU: 7.87pts
CINEBENCH R11.5 OpenGL: 72.14fps
PCMark 7: 5434
===================================

殆どのベンチで4770Kはもとより3770Kに勝てないという結果になりました。
唯一、OpenGLは良かったですが。
定格周波数、TB周波数ともに0.1GHz低いと考えると妥当かも知れません。
検証の為にOC出来れば良かったのですが、H87ではそれは出来ません。
今回、Hシリーズ買ってみて思ったのは、Zシリーズ買っとこうよという事。
オーバークロック設定弄れないのは思ってたより色々と不便です。
資金的な問題からケチったのですが、良くない。これは良くないよ。反省した。

・おまけ
自分がPCの環境を一新した最大の理由は、
DTMを行う上で処理能力についてi-7920では限界を感じたからです。

具体的には、トラック数やエフェクトが増えるに連れ、
演算が増大し、バッファが不足しノイズが乗ることが増えます。
i7 920の時点で、OCする事によっていくらかそれを減らす事が出来る事が分かっていたので、
処理能力を向上させる事で、レイテンシーを減らせる事を期待した訳です。

自分が使っているオーディオIFはPCIexpress接続のE-MU1616mPCIeというモデルです。
i7-920の時は、44.1KHzで入力から出力まで8.6msecで設定すると、ファイルが重くなると
少しずつノイズが乗ることがあり、プロジェクトの終盤では10.8msecにして使っていました。
ギターを弾く上で殆どその違いを感じる事は無かったのですが、10msecを切りたいと思っていました。

今回、E3-1245v3に乗り換えて同じプロジェクトを再生すると、8.6msecでも安定して再生する事が出来ました。
6.4msec行けるかなと思ったのですがキツイようで。
もう少しで行けそうな気がするのに、ここでオーバークロックが出来ないのが大変残念。

やはり自作erはオーバークロック設定弄れてナンボですね。
この反省が、今回プラットフォームを移行しての最大の収穫でした。

誰か、i7-920のプラットフォームと引き合えに、Z77かX79のプラットフォーム交換してくれないかな~
  1. 2013/06/08(土) 13:20:38|
  2. PC
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非日常

久々にスタジオに行って一時間集中してドラムを叩いた。
終わった後、耳が少し麻痺した感じになった。
やっぱりドラムは音大きいね。

家に帰ってきたら散らかってるゴミを片付けたくなった。
普通の毎日の中に少し非日常が交じると、色々な事に前向きになれる気がする。

常に目新しい事をするよりは、時々こうやって自分が驚くような事を混ぜるぐらいが僕には調度良い。
  1. 2013/05/09(木) 22:27:43|
  2. 日常
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電磁気学

現在はコンピュータが発達してきて、
場の物理法則を記述する方程式が存在すれば
それをどうにかして解く事が出来る手段が発達してきた。

逆に言えば、その物理場を記述する方程式の理解が不十分だと、
本当に起きる物理現象を予測する事が出来ない。
しかし、一応何かしら答えが出るので万能であるかのように錯覚しがちになる。

今の僕はただ適当に解析プログラムを使ってこんな結果が出ました
ってだけに陥りつつあるから、それには気をつけないと行けない。

もう一度腰を据えて電磁気学の勉強をしようか。
  1. 2013/05/08(水) 20:20:40|
  2. 日常
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就職活動

就職活動が終わった。
最中は不安になる事も多かったけど、なんとか乗り切る事が出来てホッとしている。

メーカーには絞ってたけど受けた業界は結構バラバラだった。
研究を活かせるのは精密系だけど、
重工や自動車等の機械系らしい産業に憧れが強くて、
結局、重工に行く事にした。

今はもっぱら残りに学生生活で何をやっておくべきかを考えてる。
バイク欲しいし、その為に2輪の免許も取らないといけないし、
曲も作りたいし、友達と夏フェスにも参加したいし、バンドもやりたい。

僕が憧れるのはバイクで適当に走って、
景色が良い所で気の向くままに作曲してみたりとか。

モバイル作曲環境としてi padでガレージバンドとか考えてるけどどうなんでしょう。
Mac bookも良いけど少し気構えてしまうかな。
  1. 2013/04/23(火) 23:53:25|
  2. 日常
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  4. | コメント:0
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